ホリエモンに乗せられてバカになってみたら人生詰みかけた話

どうもどうも、鈴木(@jiyu7ka)です。

僕はですね、東北大学の工学部という、学問する上で非常に恵まれた環境に身を置くことができていたわけなんですが、何をトチ狂ったか中退してしまったんですね。

「起業して大儲けして、死ぬまで働かずに遊んで暮らせるようになってやる!」

という、若気の至りにしては幼すぎる考えを持っていたわけです。恥ずかしすぎて死ねますね。

しかし当時は「大マジ」でしたので、起業の成功者といえばホリエモン!というこれまた浅い考えのもと、ホリエモンの情報発信を熱心に追いかけていました。

彼の発信を追いかけていると、何やら同じような話を何度も主張していることに気付きます。

「成功している社長はバカばっかりなんだよね」

これです。

起業に関して純粋無垢だった当時の鈴木少年は、なんともアホすぎて笑えてくるんですが、

「そうか!起業して成功するにはバカにならなきゃいけないんだ!!」

と、めちゃくちゃ大真面目に受け止め、バカなことを意図的にどんどんやるようになります。

・大学が仙台にあるのに、勢いで東京へ引っ越す
・契約期間が残っていたアルバイトの出勤のため、週1で仙台⇆東京間を新幹線で往復する(交通費8万円/月、バイト代2万円/月)
・月利30%の投資案件を無条件で信用してみる(当然詐欺だった)

などなど、
バカな自分であるために、あらゆることを素直に信用し、実践してみたのです。

だってホリエモンが、

「成功する社長は、リスクを追って挑戦して何度も失敗するんだけど、バカだからすぐ次の新しいことに取り組む。そうやって何度も何度も挑戦するから、そのうちの1つがたまたま当たって、大成功するんだよ」

と言っていたから。

この教えを忠実に守り、チャンスらしきものが飛び込んできたらすぐにキャッチし、失敗しても気にせず次、次!と自分を鼓舞していきました。

その結果、累計100万くらいがどこかへ消え去り、詐欺師に労働力をタダで提供し、ストレスで吐いてしまうほど体調が悪化し、残ったものは「虚無」でした

たった1度だけ「死んだ方が楽かも」と思ってしまった日がある

僕はそれまでの人生で、自殺を選択する人の気持ちが全くわかりませんでした。本当に1ミリも理解できなかった。

そんな僕が、「このまま死んだ方が楽かも」と、電車が迫りくる駅のホームでふと思ってしまったことが1度だけあります。

ホリエモンに乗せられてバカになってみたら、僕は危うく命を落とすところだったわけです。

幸いにも一瞬頭をよぎっただけで、線路へ向かって身体が吸い寄せられることはなかったわけですが。

余談ですが、駅で自殺してしまう人の何割かは、死にたいという強烈な意図がなくともフラフラっと身体が動いてホームから落ちてしまうのだろうなと感覚的に理解できました。

ま、今のはもう4年以上前の話で、そこからはバリバリ元気に生きてこれてるわけですが、当時の僕は何を「間違えて」しまったのか?

それは、、、

バカより聡明な方がいいに決まってる

・・・というアタリマエの話を、
「聡明な人よりバカの方が成功する」と思い違えてしまったことです。

さらにいうと、「お金をたくさん儲けること=唯一の成功」という価値観に支配されていたことも大きな問題でした。

今だから言える話ですけど、昔の僕、「せめて1兆円は稼げないと成功者とは言えない」とか思ってましたからね。アホかっつーのw

・・・マジでやばくないですか?

「お金をたくさん儲けるためにも、積極的にバカにならねばならない」

って本気で思ってたんですよ?

学問のススメを上梓した福澤諭吉が聞いたら1万円札から離脱してブン殴ってくるレベルです。

だいたい、ホリエモン自身はすごく賢いのに、ホリエモンのようになりたいと願っていた自分が「バカになろう!」なんてちゃんちゃらおかしな話。

じゃあ、ホリエモンはウソつきだったのか?
ホリエモンに乗せられて命を落としかけた僕は、ホリエモンを恨んでいるのか?

というと、決してそうじゃないんですね。

聡明かつ行動する人の強さ

ホリエモンの真意はきっと

「リスクのことばっかり考えて何1つとして行動を起こさないポンコツになるな。」

ってことだと思うんです。

つまり、何も行動しない聡明な人よりも、バカだけど行動する人の方がよっぽどいいって話。

ホリエモンはそもそも「バカじゃないと成功できない」なんて一言も言ってませんしね。

にもかかわらず、なぜ僕は「起業して成功するにはバカにならなければならない」と思い込んでいたんでしょうね、あな恐ろしや。

何かを成し遂げる上では、「聡明かつ行動する人」が最も有利に決まってるじゃないですか。そんな当たり前なことに気付けず、僕は勝手にバカになり、勝手に自爆し、勝手に死にたくなっていたわけですね。なんかのコントかな?

聡明な自分になるために

僕が聡明でありたいと思う理由はいくつもあるのですが、1つ大きな理由は、「できるだけ正しく世界を認識し、世界に対して自分の役割を全うするため」です。

例えばですけど、今の世界がどのように動いているか?ということは、歴史を知らなければとても理解できません。

世界がどう動いているか分からなければ、今後どのように動きうるか予測が立てられず、世界の動きに自分が適応するのが非常に難しくなります。

世界の動きに適応できないというのは、流れるプールを逆走し続けるようなものです。

一言で言っちゃえば「生きること自体がムチャクチャ大変になる」なんですね、世界の動きに適応しないというのは。

抽象的で分かりにくいと思うので具体例を。

一昔前に「老後2000万円問題」が話題になったと思いますが、これはおそらく

「国をアテにされるとマジで困る。というかぶっちゃけアテにされても確実に助けられる自信ないから、自分の身は自分で守れるように対策しておいてくれ!」

というメッセージだと思うんです。

要は「年金があるから安心」という状況から「年金、破綻するっぽくね?」という状況へと動いてるわけですね。

で、ここで大事なのが、歴史や経済学などに詳しくないと、「実際はどうなのか?年金制度は破綻せず安心なのか?あるいは破綻するのか?」という予測がうまくできないという点です。

もちろん「未来のことなど考える必要は一切ない。今この瞬間が充実してることだけが重要だ」と刹那的に生きられる人は予測など無用の産物でしょう。

しかし僕は、無理なんですね。とても刹那的には生きられない。

今を充実して生きるには、未来がある程度わかっていることによる「だから自分はきっと大丈夫」という安心感が必要不可欠なのです。

ただ闇雲にバカになり、未来の見通しを立てず、「何度も挑戦すれば成功するはず!」というマインドで行動した結果、僕は強いストレスで身体に異常がおき、不安感に襲われて「死んだ方が楽かも…」と感じてしまったわけですから。

バカになったことで、「聡明でありたい」という生き方が明確に

しかし、「死んだ方が楽かも…」と思うまで追い詰められたのは非常に良い経験だったと思います。

「自分は何を大切にしてどのように生きたいのか?」が明確になったからです。

ホリエモンを無視しバカな行動をしなかったら、「聡明でありたい」という確固たる意志をきっと持てなかったでしょう。

バカになりきったことで「バカじゃダメだ」と気付くっていう、しょぼい寓話に登場しそうな話ですけどねw

聡明であるために、教養を深め続ける

聡明でありたいと願ってるからこそ、僕は教養を学び続けています。

教養とは決して「四字熟語をたくさん知ってる」とかそういう類のものじゃありません。「物知りな人」と「聡明な人」は全く別なのです。

前者と後者の決定的な違いは「深さ」と「広さ」にあります。

物知りな人とは、あらゆるジャンルを広く知っている反面、各ジャンルにおいて「深さ(深い理解)」がないのが特徴。

しかしその一方、聡明な人とは、あらゆるジャンルに「深く」精通しています。広さも深さも併せ持っているのです。

広さと深さを併せ持つことによって、世の中のありとあらゆる動きが「なぜ」起こり「どこに」向かいそうで、その動きを「どうやって」自分を適応させればいいのかが少しずつ分かるようになります。

僕は、より多くの世の中の動きを理解できるようになり、より良き人生を送るための最適な判断材料を手に入れたい。

そのために、教養を深める旅を一生涯楽しんでゆくわけであります。

そして僕と同じように、理想とする人生をデザインする上で「教養」という武器が必要だなと感じた同志に、何か少しでも役立ててもらえるようなヒントが書けたら、という想いで情報発信をしています。

今後も色んなことを発信していくので、「教養」にピンときたらぜひTwitterのフォローや公式LINEに登録しておいていただけますと嬉しいです。

では、ありがとうございました!

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